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一歩のその先に

コミュ症のヘタレアラサーがスペイン、サンチャゴ巡礼に行ってきます! きっと行ける!きっと辿りつける!きっと乗継ぎだって無事にできるはず!

36日目 またもキッチンに鍋はなく

ポルトマリンという可愛い名前の街にやってきました

雨が降るか⁉︎って感じの曇り空で、時折さわっと小雨が落ちてきてペリグリーノを弄んでおりました

先日セブレイロ峠で一緒にケーキを食べたイケメン日本男子くんが飛ぶように駆けている後ろ姿を見守りつつ、おばちゃんはえっちらおっちら歩いておりました

ポルトマリンへ通じる道は緩い下り坂になっているところが多くやはり軟骨ガリゴリです(# ゚Д゚)

 

そろそろかな?

まだだな…

そろそろかな?

まだだな…

普段は一心不乱に前を見つめるペリグリーノ達が探しているもの…それはモホン(標識)

前記のサリアからサンチャゴまでが100キロと申しましたが、ぴったり100キロではなく、116?キロって感じで実は端数が付いております

ガリシア州に入ってからモホンにはペリグリーノを鼓舞する為に残りの距離数が刻まれています

わたし達はその区切りのひとつ、100キロのモホンを探していました

恐らくここかな?というところで前を飛ぶように駆けていたイケメン日本男子くんが突然後ろから

「ちょーっと待ったぁ!写真撮ってくださぁーい‼︎‼︎」

と叫んできました!

ほんとびっくりしたわ!(; ・`д・´)

あんた前歩いてなかった⁉︎

しかし、わたしが立ち止まっていたのは数字のプレートが取れており、ふたりでしょぼーん…

仕方なくわたしのペースに合わせて少しお話しながら歩きました

すると!本物の100キロモホンを見つけました!

f:id:shiroikujiranosora:20160916030729j:image

イケメン日本男子くんの写真を撮ってあげました(せっかく可愛いのにあんまり笑ってくれなかった)

その後用済みになったわたしを残し

「じゃあ僕先急ぐんで!」

と駆けて行きました

こんなに寒いのに生足だよ、あの子…若いってね(笑)

若さを吸い取らせてもらう隙も与えられなかったわたしはまたひとりえっちらおっちら歩きます

 

はじめの頃はあんなに暑かったのに…

お昼になっても気温は上がらず、酷使している節々に冷たい風が刺さります

もう9月も半ば…秋ですね…

秋来ぬと目にはさやかに見えねども 風の音にぞ驚かれぬる…

いや、はっきり見た目は秋ってか冬です(笑)

最高気温が16℃ってどうよ…あの時無理矢理パーカー買ってよかった!(実はシエスタギリギリに店に入って店員さんにめっちゃ睨まれながら買ったんです)

 

そして辿り着いたポルトマリン!

マリンとは付いてますが、海はないです!川はあります。この川はポルトガルポルトまで続いてます

とりあえず公営アルベルゲに向かいました

今日はスタートが少し遅かったので、着いたのが13時と少し遅かったのですが、アルベルゲが13時オープンだったので、10番目くらいに着きました

バックパックを置いてチラッとキッチンを確認(タッチパネルのコンロだ!パスタが食べれる!)

スーパーに向かう途中で小雨の中、ベンチでなかなか大きいボカディージョにかぶりつく日本男子くんを発見

「次の街まで行くんで!腹ごしらえです!(◎`ε´◎ )」

ともぐもぐしてました

そしてスーパーではいつぞやお昼をご一緒したフランス人ロゥファミリーのおばあちゃんとおばちゃんに遭遇!

英語を話せないおふたりとフランス語と英語と日本語でほんの少しお話しました

おばあちゃんには夜にわたしが足に湿布を貼っていたのを見られてしまったので、とても心配してくれていました

本当に素敵なおばあちゃんで、どことなくうちのおばあちゃん(今はヤコブの側にいます)に似てるような…どうかな(笑)

ロゥのおばあちゃんは「ボン ジュール」ではなく「オラ♪」と言ってくれます

それでもわたしは「ボン ジュール♪」と言います

自己満足でもこれがわたしの気持ちです

 

そして温かいパスタを食べる気満々のわたしはアルベルゲのキッチンに鍋がないことを後になって知り、冷たいあるものだけで作ったサンドイッチを食べるハメになりました…鍋がないならキッチンって言わなきゃよくない⁉︎(# ゚Д゚)

わたしが始めに確認しておけばいいよね!わかってるもん!

 

そしてシャワー(またドアのないシャワー室)を浴びて絶対乾かないと知りつつ洗濯して、ダメと知りつつベッドの柵に干していると、外はお空が壊れたのかと思うほどの土砂降りに!

日本男子くん辿り着けたかな?( ˘•ω•˘ )と心配しながら寒さに震えておりました

 

夜になっても雨は止まず、果敢にもバルやレストランに繰り出すペリグリーノ達を見送り、わたしはヨーグルトとビスケットを神妙な顔で食べるおじさんと並んで、冷たいサンドイッチを食べました(本当はお外に食べに行きたかったけど…)

 

その後大変大変元気が有り余ってるペリグリーノのグループがダイニングで大宴会を繰り広げる騒音(笑い声、悲鳴、テーブルや椅子を引きずって模様替えしてる音等)と、どんだけ話したいことが溜まってたのか消灯を過ぎても3時間も話続けるスペイン人夫婦のぺちゃくちゃおしゃべり(時折スナックを食べる音も)の騒音に悩まされたわたし達

白いランニングシャツを着たおじさんがブチ切れて宴会場に乗り込んだにも関わらずその後も続いた宴会…

頼むから、寝てくれ

やるなら外でやってくれ

 

そしてやっと静かになったのは1時

しかしそれは一瞬のことで、宴会後の酔っ払い達と話疲れたスペイン人夫のイビキの酷いこと…

もうこれから先は公営には泊まらない!

たったの差で3〜4€で鍋の使えるキッチンと、静かな夜が手に入るなら惜しくない! 

 

今しかない人生の夏休みを満喫したい気持ちはわかる

でもね、人様に迷惑かけちゃダメよ

酷い夜だった…