花啓く僕の中の新しい細胞に そっと触れたこの美しき蒼
今まで1万回以上見てきた日の入りを今日はひとりスペインはセブレイロ峠の上から眺めてた
明日の希望を讃え沈みゆく太陽
それを嘆き染まる雲と
夜の到来を祝う空の饗宴は
この国の内包するたくさんの絵の具で艶やかに彩られていた
地球は美しい
わたしの涙では足りないくらい美しい
この景色を切り取って、留めて、今すぐあなたに捧げたい
でもそれがこの美しさを伝えることにはならないことは明白で、とても即物的で浅はかなのは充分に理解している
本当はあなたにここにいて欲しい
隣にいて欲しかった