32日目 このアルベルゲは好きだ♪( ´▽`)
たくさんのらぶらぶカップルがふたりの愛を永遠に願い、もしくは確信して歩くカミーノ
歩きながらちゅっちゅ
激しい坂道も手を繋げば怖くない!
街中でも激しくハグ
いいですよ、大いに愛を育むがいいさ
しかしだ
消灯時間を過ぎたアルベルゲのベッドではちょっと遠慮願いたい…
ひがみとか云々じゃなくて、単純に煩い
安っい古っい2段ベッドで、寝返り打つ音すら部屋中に響くのに、らぶらぶごろごろしないで、頼むから…
昨夜はスペイン人の若いカップルが24時近くまでらぶらぶごろごろちゅっちゅしてた為、同室の他5人は寝不足です…
スペイン人のおじさんが煩いぞ!と注意してくれたのに、彼氏のほうが
「ごめんね、もうちょっとだけ♪うちの彼女可愛すぎ( *´艸`)」
とのたまいます(たぶん)
電気つけるぞ(▼Д▼#)
その後彼氏が彼女の可愛さに満足したらしくようやくお開きに
自分のベッド(彼女の上のベッド)に戻ったかと思ったら…激しいイビキ…
可愛い顔してあんたすごいね(苦笑)
わたしの上のベッドの男の子は何度も大きなため息や咳払い、しまいには舌打ちをしてました(笑)
アルベルゲならではですね(笑)
翌朝、寝不足の頭と疲労が残る身体をなんとか起こして、カップル以外のメンバーはどんよりした顔での出発になりました(彼氏はルンルンでした)
今日カミーノ最後の難関セブレイロ峠の麓の村、ベガ デ バルカルセに来ました
途中バル休憩の際にメキシコ人のマルティンとそのお友達イタリア人の(……なんかね、長い名前だったの…忘れた…)と少しお話しました
オラ♪と声をかけたところ、テンション高くてルンルンのマルティンは
「え、君はスペイン人なの?♪( ´▽`)」
と聞かれました
まぁね、見た目じゃナショナリティはわからんよね
「日本人だよー♪( ´▽`)」
と言うと、お決まりとなった
「え⁉︎日本人!カミーノで初めてみたよ!君はひとりで歩いてるの?他の日本人には会ったの?」
と質問攻めに(笑)
そしてどこから歩いてるかと聞かれたので、サンジャンと答えると
「えーー‼︎‼︎それってフランスだよね⁉︎フランスから歩いてるの⁉︎⁉︎」
と激しくびっくりされました(笑)
ここ2〜3日サンジャンと言うと本当にびっくりされます
マルティンにどこから歩いてるのか聞いたところ
「ヴィジャフランカだよ!(๑´ڡ`๑)」
とドヤ顔(笑)今日がカミーノ初日だそうです
その後も少しお話して、お友達のイタリア人さんは無口な方で聞き役に徹していました(やっぱり同じイタリア人でも誰かさんとは違うもんですね)
マルティンはもっとお話したいね!またね!とぶんぶん手を振ってブエン カミーノしてくれました
その後歩きながらオーストラリアから来たグループ(お友達同士のご夫婦2組)とも少しお話しました
こちらもヴィジャフランカから歩いてるそうで、サンジャンと言ってもむしろ通じませんでした…
そしてお昼前にバルカルセに着いていつも通り公営アルベルゲに向かいました
はっきり申し上げて、あれはないわぁ…
っな感じだったので、さっさと退散
素敵な看板の私営アルベルゲにも行ってみましたが…なんかダメっぽい
その後地図アプリでなんとなく名前が気になったアルベルゲに向かい、まぁ、いっかとそこに泊まることに
オープンまで時間もあったので、先にスーパーでお買い物してオープンを待っていると、美人フランス人親子(おばあちゃん、おばさん、お母さん、ロゥ)が来ました
そしてわたしと同じくらいの歳のロゥにランチに誘われて、アルベルゲの庭のテーブルで近所のパン屋さんで買った野菜のパイを頂きました♪( ´▽`)
ロゥとお母さんは少し英語を話せるようでおばあちゃん達に通訳してくれました
その後もロゥと少しお話して
「さりあはとてもbraveね。とても強いと思う!尊敬するわ。わたしがあなたならきっと出来ない」
と言われました
わたしは端から見るとtoughでbraveでstrongなんでしょうか…
怖がりで泣き虫で自分が何をすべきかもわからなくて日本から、現実から逃げてきたわたしは決して強くないと思うんです
でもそれを英語でうまく伝えることが出来なくて…きっとみんな誤解してるんだわ…
今日もアルベルゲは見た目こそ、スペイン古民家風ですが、中は最近改装したらしく、全てが新しく清潔でベッドも軋まないし、わたしは大変気に入りました( ♡ ´罒` ♡ )
そしてなによりオスピタレロがやってる家庭菜園の新鮮野菜を食べることができます(有料)
夜は採れたてピーマン(日本のパプリカの2倍の大きさ)とスペインサラミをレンジでチンして粉チーズをかけた、さりあ風無限ピーマンを作って食べました
幸せだったぁ…
明日は標高1400m級の峠に登ります
頑張る‼︎