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一歩のその先に

コミュ症のヘタレアラサーがスペイン、サンチャゴ巡礼に行ってきます! きっと行ける!きっと辿りつける!きっと乗継ぎだって無事にできるはず!

25日目 5つ星だぜ(〃艸〃)♡

今日はゆっくり起きてキッチンでオスピタレロが淹れてくれたカフェコンレチェとジャムをたっぷり塗ったかたいパンをミックと一緒に食べました

「昨日の君達の言葉は本当に素晴らしい響きだったよ。」とうっとりと言ってくれました

そして「ところで君はどこから来たの?韓国?」と(笑)

まぁね、忘れちゃうよね(笑)

改めて出身国と親からもらった名前を告げると「あぁ!美しい国だね!はじめまして」と言われてしまった…認知症かしら…

前回はちゃんと聞き取れてちゃんと発音してくれた名前を今回は聞き取れなかったらしく、アメリカナイズされました

まぁ、次会ったときにまた自己紹介するのかもなので、敢えて訂正しませんでした

午前中はアルベルゲにバックパックを預かってもらうので、少しだけオスピタレロのお手伝いをして、ミックの誘いでアメリカ人女性(アラサー)とコーヒーを飲みにバルに行くことに

正直ふたりの会話は9割理解できませんでした…なんでだろ?本当にわかんなかった…ご当地会話も結構あったらしいけど…

ただ、こちらの女性はどうやら帰国後長年の夢が叶うらしくとても楽しみにしてると嬉しそうに語っていました

 

そして話題は最近のカミーノ事情についてになったようで、まだ若いこちらの女性は巡礼者がここぞとばかりにスマホで写真を撮りFacebookTwitterに投稿するのを快く思ってないようなのです

「写真を撮るときは微笑むのに歩くときはいつも俯いてつまらなそうに歩いてる!わたしには理解できないわ!何の為のカミーノなの⁉︎楽しんでる?って聞きたくなる!」

と捲し立ててたのはなんとなく理解できました

え、別によくないですか?(笑)

何の為のカミーノでも

たとえそれがFacebookTwitterに載せるネタの為のカミーノでも

だってね、考えてもみて

800キロだよ?800キロ歩くんだよ?

わたしは世界の反対側から来たからそれ相応の覚悟とかはして来たつもりだけど、例え同じヨーロッパの人でもちょっと覚悟のいる旅じゃない?カミーノって

それを写真に収めてSNSにアップして知り合いに見せて何が悪いの?

俯いてつまらなそうに歩いてるように見えたって、それでもよくない?

外側からその人の内側は見えないもの…必死に自分と闘ってるのかもしれないじゃない…

サーグンから歩いてるというこの女性は最早足の痛みでレオンに連泊すると言います

あなたの何倍も歩いてるわたしにしてみればあなたもまだまだ修行が足りないわよ(笑)

「あなたも毎日他の巡礼者と連絡先の交換に忙しい?」

とどこか上から目線で突然振られ、正直なところを話しました

「わたし、日本語しか話せないので例え連絡先聞いてもメールも電話もぶっちゃけ困るの…フリーWi-Fiないとどっちもできないし…それでも交換した人はこれまでに2人いてどちらとも帰国後ゆっくり時間をかけてメールのやりとりしようねと話したわ。毎日メールするのは自分のママンだけね

ママンは日本語でメールくれるし、とても心配してるから(笑)」

と言うとなんだか複雑そうな憐れむような不思議な目で見られました(笑)

うん、君それ失礼だから(笑)

 

なんだかよくわからない人だな、きっとまだまだ本当にカミーノが足りないんだろうな、なんて思いながら今日も再びカテドラルに来ました

スタンプだけ貰おうと思ったのですが、やっぱりまた見たくなって中に入ろうとした時…なんと関西弁が聞こえます!

辺りを見回すとどう見ても日本人ツアー御一行様を発見!

そっと近づいき、「あのー…日本の方ですか?」と声を掛けてみました

すると掛けられた女性は道でも聞かれたかのように自然に振り向き、振り向いてからびっくりしてました

(海外旅行中に日本語で話し掛けられても、違和感なく対応してしまうこと、その後自分が海外にいることを思い出し驚くことはよくあることです)

 

日本語が聞こえて思わず声を掛けてしまったこと、自分が8月から巡礼してることを告げると女性はとても驚き、少しお話してくれました

恐らくその女性のご主人に2、3質問され答えました

そして「日本語で話してくれてありがとうございました!とても嬉しかったです!」と別れ、カテドラルの中で静かな時間を過ごしてからスタンプをもらう為に隣の博物館に行くとさっきの御一行が来まして、どうやらわたしがひとりで歩いてるということはすっかり広まってるらしく、奥様方に囲まれたくさん質問されました(笑)

ご主人様方は奥様方ほどカミーノには詳しくないらしく、少し驚くような質問もされました(笑)例えば、巡礼中も常にホテルに泊まっていて、スーツケースを持って来ていると思っていたり…毎日バルやレストランでご馳走三昧もしくは食事付きのホテルだと思っていたり(笑)

きっとわたしのバックパックを背負ったらおじさん達寝込むよ(笑)

 

バスツアーだそうで、3つくらいスタンプのあるクレデンシャルを持っていました

わたしがクレデンシャルは2枚目に突入したというと写真を撮られました(笑)

 

さりあ「クレデンシャルを持っているということは、皆さんも巡礼者ですね!」

奥様方「いいえー!わたしらなんて楽ばっかりさせてもろて…まぁ…若いのに偉いわぁ…若さやねぇ…」

ご主人方「29かぁ…そんな若くないな…」

奥様方「まぁ!このおじさんったら!いらんことを!ごめんなさいねぇー」

などなど日本人らしい楽しい会話をさせてもらいました( ♡ ´罒` ♡ )

わたしは本当にそんなに若くはないんです(笑)でもね、奥様方は「わたしらには歩くなんて無理やわ…」と仰ってましたが、カミーノではみなさんまだまだ若いですよ

72歳のアンドレや80過ぎてるでしょって言う人もいっぱいいるからね!

 

それからびっくりされるであろう重いバックパックを背負って今日の、この旅の大きな目的地のひとつパラドールに向かいました

パラドールとはスペインのあちこちに点在する歴史的建造物を改装した国営ホテルのことです。内装や調度品は映画やお話の中に出てくるお城そのままのような重厚感のある趣です

 

本当はサンチャゴのパラドールに泊まろうと思ったのですが、6月の時点で空室ナシだったので、レオンで泊まることにしました

パラドールに向かう途中小さな教会で結婚式をしていて、幸せいっぱいの花嫁さんと涙ぐむ花婿さんを見ました

そしてパラドールに着いて、思っていたほど緊張もせずチェックイン出来て部屋に入りました

やっぱりね、すごいよ

お姫様になった気分です( ♡ ´罒` ♡ )

 

夜ごはん付きにしたので、ごはんまでゆっくり過ごし、レストランに向かう途中また別のカップルの結婚式に遭遇しました!

こちらのお嫁さんも本当に綺麗でした…パラドールで結婚式って絶対嬉しいよ…

わたし…パラドールなら結婚式したいかも…ていうか…結婚式っていいねぇ…

次のだぁりんはそういう選択肢を提案できる人にする!

 

そしてレストランで席に着き、英語のメニューと真剣ににらめっこしていると、少し離れた隣の席から大変ラフな格好の男性が話し掛けてきました

「ねぇ、英語話せる?巡礼者だよね?さっきレセプションで君の後ろに並んでたんだけど…覚えてる?」

「英語はほんのほんの少し話せますよ」

とオランダから来たエナクとのお話が始まりました

ゆっくり丁寧にわたしがわかるように話してくれました

わたしが話すこともじっくりと待って聞いてくれました

お話の合間に運ばれてきたお料理はとっても美味しく!…と言いたいところですが、ぶっちゃけ前菜はこの旅1番の不思議な物でした(笑)

しかしメインのイベリコ豚の煮物?はこの旅1番の美味しさで、ボリュームも満点でわたしは幸せでした( ♡ ´罒` ♡ )

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「君は英語をほんの少ししか話せないと言ったけど、ちゃんと上手に話してるよ。僕が2週間前に会った日本人の男性なんてハローしか言えなかった(笑)ちゃんとこうして楽しい会話が出来てる!僕はもっと話したいけど、巡礼者の宿命…寝る時間だ…」

と気づくと22時になっていました!

エナクな本当に日本人というか、わたしに?興味深々でいろんなことを話しました

わたしはうまく答えれていたのか自信はないけれど、「素晴らしい!」「君はきっとご両親の誇りだね!」とたくさん言ってくれてました

「もし神や天使がいてまたチャンスが与えられたらたくさん話そう。とりあえず今夜はおやすみなさい。ブエン カミーノ」と締めくくりました(神を信じているかという話題もあり、それに引っ掛けてました)

「神のご加護を」ではなく、ブエン カミーノを選んだところに彼の優しさと器の大きさを感じました

 

またお話出来るといいなぁ