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一歩のその先に

コミュ症のヘタレアラサーがスペイン、サンチャゴ巡礼に行ってきます! きっと行ける!きっと辿りつける!きっと乗継ぎだって無事にできるはず!

15日目 東京ゴッドファーザーズ

そんなわけで都会的アルベルゲでのんびり起きて、今日はブルゴス観光です

イタリア人のナタリアに朝ごはんに誘われました(本当はサンドイッチを食べたけど、せっかく誘ってもらったのでコーヒーだけでも一緒したいと思って行きました)
わたしが昨日の午後にファストファッションのお店で買った安くてそこそこ街歩き用の服を着て、ちょっぴりお化粧をしてるのを見て「今日は観光なの?わたしは仕事があるから歩き続けなきゃ」といつもの茶目っ気たっぷりに言います
ということはナタリアとはここで距離が開くということ
ナタリアは2度目のカミーノで、心を指差し忘れ物をしたからまた歩くんだと言っていた
背が高くはないナタリアはそれでもやはり足は速くて一緒に並んで歩いたことはない
でも同じ道を歩く仲間としてわたしはナタリアの笑顔に救われてた
もう会えないのかな…と寂しくなった
でもいつもみんなは足が速くてわたしはその背中を見送る毎日だから、きっとこれもまたわたしのカミーノなのだなと思った
マルコもロンドン紳士もミックもナタリアもどんどんわたしを追い越して、わたしの知らないカミーノを歩いてる
その後をよちよち歩きのわたしが歩いてく
みんなが通った道
そしてまた誰かが歩く道
きっとこれが「等身大」ってこと
ナタリアと笑顔で別れ、博物館に行ってスペイン語のガイドツアーに強制参加させられ(笑)
さてと、今日のアルベルゲに行くかと炎天下の中歩いて歩いてアルベルゲに行くと「昨日別のアルベルゲに泊まった奴はバスで次の街に行きなさい。巡礼者とは歩く人のこと。歩かない巡礼者は泊めません!」との張り紙が…
なんてこったい…しかしここは都会のブルゴス
ホスタルがたくさんあります!
ナタリアにもらった地図と地図アプリをフル活用して今夜の宿を探します
歩いて歩いて歩いて…4件目でも「今日はいっぱいだよ」と言われたときはさすがに泣きべそかきました…
すると哀れに思ったオーナーが「きっと空いてるよ」と教えてくれた所に向かいました
中心地から離れてるベッドタウン的なとのろで、1部屋だけ空いてるよとようやく確保しました
4時間近く宿探しに歩いてました(笑)
ビジネスホテルのような感じで、久しぶりのひとり部屋!
郵便局に局留めの荷物を持って行き、スーパーで買い出しして、部屋に戻りエアコンをガンガンかけてiPhoneで「東京ゴッドファーザーズ」を観ました
歩いてる時になんか観たくなって、Wi-Fiが安定してる今だ!と大音量で観ました(๑´ڡ`๑)

スーパーで買ったいちごの缶詰と牛乳でいちごオレを作りながら、日本の抱える問題をコミカルに描いたこの映画をスペインで観ていると、いかに同じ言語を用いた家族間のすれ違いが悲しいことかを実感しました
他言語ならまだしも、同じ言葉を話してるのに向き合わない、向き合えない…
言葉を交わさないことで勝手に悲しみ、勝手に間違い、勘違いが加速してホームレスとなるなんて…
ちゃんと向き合わなきゃダメ
家族なんだから