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一歩のその先に

コミュ症のヘタレアラサーがスペイン、サンチャゴ巡礼に行ってきます! きっと行ける!きっと辿りつける!きっと乗継ぎだって無事にできるはず!

40日目 辿り着いたよ

着いたよ

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1時間並んでやっともらえたコンポステーラ

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毎日は見れなくて、寄付の多いときだけ開催されるボタフメイロも今日はやってくれました

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コンポステーラをもらいに行く事務所の場所が変わったということで彷徨ってたときに、偶然再会したバックパッカー先輩と一緒にいた、日本人のマヤさんとその後カテドラルの前でお会いして半日デートしました

 

ちょっと高級なランチをして

お互いの身の上話をして

ヤコブをお参りして

最初で最後のタパスを食べて

お土産探しして

 

半日しか一緒にいなかったのに、もうずっと一緒にいたような不思議な気分でした

日本でまた会おうねと約束してわかれました

マヤさんは明日サンチャゴを発ちます(日本到着は一緒ですが航空会社は違うので会えないかなぁ)

 

たった40日間

なのに何年も何年も日本を離れ彷徨っていたような不思議な感覚です

「カテドラルに着いたら絶対泣く!」と思っていたのに、そんなことなかったです(笑)

たぶんもうわかってたから

モンテ ド ゴゾを出たときからきっとわかってたんです

 

そしてミサの後、マヤさんとヤコブを見ながらお話してたとき

心がほんわりして聞こえた気がしたんです

「もう赦してあげていいんじゃない?」

って

 

赦していいのかな…

 

 

今年は祖母と伯母の13回忌なんです

カミーノを歩いて少しは供養になれたかな?

 

 

辿り着いたよ

今まで支えてくれてありがとうございます

わたしはひとりで歩いていたんじゃない

みんなで歩いてきて、みんなで辿り着いたカミーノです

本当にありがとうございます

 

 

39日目 森のカムイ

昨日のアルスーアから今日は33キロ歩いてモンテ ド ゴゾという、サンチャゴから5キロほど離れた街に行きます

翌日の11時までに巡礼事務所でコンポステーラをもらって、12時からの「よくやった、ペリグリーノ!褒めてつかわす!」というミサに出席する為にここに1泊するのがペリグリーノのまぁ、お約束っていうか、みんなそんな感じです

モンテ ド ゴゾには公営アルベルゲしかなくて、最大収容人数800人の巨大アルベルゲです!

こう聞いたら泊まるしかなくない?

そんなわけで最後は仕方なく、33キロ歩いて公営に泊まることにしました

 

33キロ…

長かったよ…本当に長かった…

あぁ…自分の下半身にはこんなに関節があったんだなぁって実感しました

こんなにたくさんの関節が毎日絶え間なく頑張ってくれていたのに、わたしときたらその存在すら意識せず、「デブでも可愛いよ♪」という社交辞令に甘えくさって酷使していたのだね…

本当に申し訳なかった…日本に帰ったら今度こそちゃんとダイエットする!

まぁ…酷かったね(苦笑)

特に後半2時間…

 

わたくし5年程前に左足首を脱臼して靭帯を少し伸ばしてしまった過去があるのです…疲れたり冷やしたりすると今だに足首のご機嫌を損ねるのですが、それをかばったが為に他の全ての関節から顰蹙買ってしまいました

そして終いにかばったはずの左足首さんにも裏切られる四面楚歌な状況

家族には決して見せられない顔で歩いていたと思います(笑)

 

でもこんな経験、人生に何回もないだろうし、歩いちゃった( ♡ ´罒` ♡ )

 

それでね、いろんなドーピングで誤魔化しながら歩いててふと思ったんですが…

日本って無宗教って言われてますが、正確には違うじゃないですか

仏教は置いておくとして、神道の国じゃない?

日本全土には八百万の神々が居てわたしたちの日々の生活をそっと見守り支えてくださってるわけでしょ

わたしの祖先とされてるアイヌ多神教で、たくさんのカムイ(神々)が日々の生活に密着してるんです

つまりわたしは日頃からたくさんの神様に守られているわけですよ

家から見える岩木山にも神様がいるし、たまに行く白神山地にも森のカムイがいるんです

山とか森とか川とか神様いて当たり前だし、だから豊かなんじゃない?って感じにずっと思ってたんです

 

じゃあ…スペインの山って神様いないの?

この毎日歩いてる森の中にはカムイはいないの?

スペインってキリスト教の神様ひとりだけでみんなを守って支えてるの?

 

あれ?(; ・`д・´)

すっごく今更なんですが、突然物凄く違和感を感じてしまったんです

この木々も、この風も、この小川も、このぶどうも、この月も…

 

あの、科学的に証明できない神という存在がどうのこうのって話じゃなくてね

もののけ姫の舞台か?ってくらい素晴らしい森なのに、シシガミ様はいないのかな?って…

 

そこで思い出したのが、この旅の中で読んだ本で、経典宗教(キリスト教イスラム教)が生まれるずっとずっと前、世界は各地である動物を崇拝する文化があったとされているんだそうです

その動物とは、蛇

スネークカルチャーと呼ばれているそうなんですが、脱皮を繰り返すことや毒を持つことから、生と死を操る動物として崇拝の対象になっていたんだそうです

しかし新しい宗教、新しい神の出現により、古代からの神は"悪しき"神として滅ぼされることとなったそうです

とはいえ、それまでの信仰の対象をあっさり捨て去ることができるほど人間は単純ではありません

姿を変え、今だわたしたちの神話の中には蛇が存在します

西洋圏では悪しきものとして堕とされたメデューサや、東洋圏では更に昇格した龍など…

医療のシンボルになってたりもします

 

そしてね、わたし的にとっても意外だったのがイスラム教をモハメドが説く前はイスラム圏は日本のような多神教だったそうなんです(これは大学の頃に読んだ本で知りました)

 

宗教を研究したことないので詳しいところはわからないのですが、もしかしたら忘れられているだけでスペインの山にもカムイはいるのかもしれないなぁ…なんて思いました

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なんてことを言うと「カトリックの国でなにを言う!」 って怒られちゃうかもしれませんが…

わたしはたくさんの神様が見守ってくれてるって思ったほうが嬉しいなぁ

 

明日はとうとうサンチャゴです

37日目 たぶん今までで1番辛かった日

スペインに来てからこんなに睡眠時間を削られたのは初めてです

重くダルい身体と頭を抱え起き上がると、宴会組とスペイン人夫婦が華麗なる高イビキで早朝組を嘲笑っているようでした…(ごめん、本当にあいつら腹立つ)

ちなみにダイニングも酷い有様でした

泣きたくなるような不調のまま、寒い暗闇を歩きます

もう…この遣る瀬無さ…どう表現したらいいんだろ…どうしても悪い言葉しか出て来ないわ…

 

出たときは霧雨だったのに、30分も歩くと小雨になりました

今日の30分は長くて長くて…バックパックよりも重い頭と身体が大地にずぼずぼハマってるようで、全然先に進んでないような焦りがわたしに絡みつきます

そしてどんどん強くなる雨

驟雨だもんね…

寒い…重い…痛い…辛い…痛い…寒い…

永遠に続きそうな道

視界が白く霞みがかり始めところでバルの看板を発見

アルベルゲ、バル、カフェの一体型で、恐らく最近オープンしたばかりの新しいお店です

白を基調としたオシャレで清潔感溢れる店内と、素敵なオーナー夫婦にカフェコンレチェとトマト、チーズ、生ハムのボカディージョを注文

歯が欠けるとか言ってる余裕もないほどボロボロで、こんな時にケーキで誤魔化せるほど器用な身体ではないので、わたしが注文できる真っ当な朝ごはんであるボカディージョにしました

コンレチェを一口飲んで、ほっと一息つくと、パンを焼いてホットサンドにしてくれたボカディージョが運ばれました

すっごく嬉しかった…すっごく嬉しかった…

 

焼いてもやっぱりパンはかたくて、欠けるかも…と思いながらもちゃんと全部食べました

いつもよりも少しゆっくりしてから雨の中に戻りました

朝ごはんで血が巡ったのか、足に少し力が入ります

その後もずっとずーっと雨で、歩き始めて5時間経った頃からゴアテックス製のトレッキングシューズの中まで雨が染みてきました

昨日突然購入したゴアテックス製のレインジャケットも同じ頃から染みてきました

いくらゴアテックスとはいえ、雨の中5時間も歩けばね…残り2時間

よく頑張ってくれた!

 

この上ない程雨が似合う女になった頃、今日の街パラスデレイに着きました

街の入り口にある、公営アルベルゲはムシして街の中ほどのアルベルゲに向かいました

外見はちょっと古くて心配だったけど、中は新しく綺麗で、ちゃんと鍋もあるし、優しいオスピタレロに迎えてもらえてとても嬉しかったです

 

今日は静かな時間を持てそうです

36日目 またもキッチンに鍋はなく

ポルトマリンという可愛い名前の街にやってきました

雨が降るか⁉︎って感じの曇り空で、時折さわっと小雨が落ちてきてペリグリーノを弄んでおりました

先日セブレイロ峠で一緒にケーキを食べたイケメン日本男子くんが飛ぶように駆けている後ろ姿を見守りつつ、おばちゃんはえっちらおっちら歩いておりました

ポルトマリンへ通じる道は緩い下り坂になっているところが多くやはり軟骨ガリゴリです(# ゚Д゚)

 

そろそろかな?

まだだな…

そろそろかな?

まだだな…

普段は一心不乱に前を見つめるペリグリーノ達が探しているもの…それはモホン(標識)

前記のサリアからサンチャゴまでが100キロと申しましたが、ぴったり100キロではなく、116?キロって感じで実は端数が付いております

ガリシア州に入ってからモホンにはペリグリーノを鼓舞する為に残りの距離数が刻まれています

わたし達はその区切りのひとつ、100キロのモホンを探していました

恐らくここかな?というところで前を飛ぶように駆けていたイケメン日本男子くんが突然後ろから

「ちょーっと待ったぁ!写真撮ってくださぁーい‼︎‼︎」

と叫んできました!

ほんとびっくりしたわ!(; ・`д・´)

あんた前歩いてなかった⁉︎

しかし、わたしが立ち止まっていたのは数字のプレートが取れており、ふたりでしょぼーん…

仕方なくわたしのペースに合わせて少しお話しながら歩きました

すると!本物の100キロモホンを見つけました!

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イケメン日本男子くんの写真を撮ってあげました(せっかく可愛いのにあんまり笑ってくれなかった)

その後用済みになったわたしを残し

「じゃあ僕先急ぐんで!」

と駆けて行きました

こんなに寒いのに生足だよ、あの子…若いってね(笑)

若さを吸い取らせてもらう隙も与えられなかったわたしはまたひとりえっちらおっちら歩きます

 

はじめの頃はあんなに暑かったのに…

お昼になっても気温は上がらず、酷使している節々に冷たい風が刺さります

もう9月も半ば…秋ですね…

秋来ぬと目にはさやかに見えねども 風の音にぞ驚かれぬる…

いや、はっきり見た目は秋ってか冬です(笑)

最高気温が16℃ってどうよ…あの時無理矢理パーカー買ってよかった!(実はシエスタギリギリに店に入って店員さんにめっちゃ睨まれながら買ったんです)

 

そして辿り着いたポルトマリン!

マリンとは付いてますが、海はないです!川はあります。この川はポルトガルポルトまで続いてます

とりあえず公営アルベルゲに向かいました

今日はスタートが少し遅かったので、着いたのが13時と少し遅かったのですが、アルベルゲが13時オープンだったので、10番目くらいに着きました

バックパックを置いてチラッとキッチンを確認(タッチパネルのコンロだ!パスタが食べれる!)

スーパーに向かう途中で小雨の中、ベンチでなかなか大きいボカディージョにかぶりつく日本男子くんを発見

「次の街まで行くんで!腹ごしらえです!(◎`ε´◎ )」

ともぐもぐしてました

そしてスーパーではいつぞやお昼をご一緒したフランス人ロゥファミリーのおばあちゃんとおばちゃんに遭遇!

英語を話せないおふたりとフランス語と英語と日本語でほんの少しお話しました

おばあちゃんには夜にわたしが足に湿布を貼っていたのを見られてしまったので、とても心配してくれていました

本当に素敵なおばあちゃんで、どことなくうちのおばあちゃん(今はヤコブの側にいます)に似てるような…どうかな(笑)

ロゥのおばあちゃんは「ボン ジュール」ではなく「オラ♪」と言ってくれます

それでもわたしは「ボン ジュール♪」と言います

自己満足でもこれがわたしの気持ちです

 

そして温かいパスタを食べる気満々のわたしはアルベルゲのキッチンに鍋がないことを後になって知り、冷たいあるものだけで作ったサンドイッチを食べるハメになりました…鍋がないならキッチンって言わなきゃよくない⁉︎(# ゚Д゚)

わたしが始めに確認しておけばいいよね!わかってるもん!

 

そしてシャワー(またドアのないシャワー室)を浴びて絶対乾かないと知りつつ洗濯して、ダメと知りつつベッドの柵に干していると、外はお空が壊れたのかと思うほどの土砂降りに!

日本男子くん辿り着けたかな?( ˘•ω•˘ )と心配しながら寒さに震えておりました

 

夜になっても雨は止まず、果敢にもバルやレストランに繰り出すペリグリーノ達を見送り、わたしはヨーグルトとビスケットを神妙な顔で食べるおじさんと並んで、冷たいサンドイッチを食べました(本当はお外に食べに行きたかったけど…)

 

その後大変大変元気が有り余ってるペリグリーノのグループがダイニングで大宴会を繰り広げる騒音(笑い声、悲鳴、テーブルや椅子を引きずって模様替えしてる音等)と、どんだけ話したいことが溜まってたのか消灯を過ぎても3時間も話続けるスペイン人夫婦のぺちゃくちゃおしゃべり(時折スナックを食べる音も)の騒音に悩まされたわたし達

白いランニングシャツを着たおじさんがブチ切れて宴会場に乗り込んだにも関わらずその後も続いた宴会…

頼むから、寝てくれ

やるなら外でやってくれ

 

そしてやっと静かになったのは1時

しかしそれは一瞬のことで、宴会後の酔っ払い達と話疲れたスペイン人夫のイビキの酷いこと…

もうこれから先は公営には泊まらない!

たったの差で3〜4€で鍋の使えるキッチンと、静かな夜が手に入るなら惜しくない! 

 

今しかない人生の夏休みを満喫したい気持ちはわかる

でもね、人様に迷惑かけちゃダメよ

酷い夜だった…

 

 

35日目 しとしとぴっちゃん しとぴっちゃん

「さりあ」という名前は大学生の頃に大学の図書館でなんとなく自分でつけた名前で(さらさら流れる川的なイメージで)両親からもらった名前は別にございます

そしてその時は全く意識してなかったのですが、実はカミーノの通り道に「サリア」という街があるのです

このカミーノはうちのママンが10年以上前から行きたいと調べていたので、さりあ家では特に違和感なく話題になる事柄だったので何度もサリアという街の名前は聞いていたんです

しかし、カミーノ出発2日前にとりあえずのスケジュール作成の際にふと思い出しました、わたしがさりあであることを

そしてママンと「さりあがサリアに行くんだね」と笑い合いました

なんだか運命染みたものを感じてしまいますよね

もしかしたら、あの時からわたしが歩く運命は廻っていたのかなぁなんて思ってみたり…

 

そしてヤコブの呼ぶほうに歩いて歩いてサリアに着きました٩(๑❛ᴗ❛๑)۶

今日はカミーノで初めての雨です!

朝も雨音で目が覚めました

お気に入りのコロンビアの水玉ウインドブレーカーを着て、ワークマンのレインパンツを履いて、バックパックには附属のカバーを掛けて、いざ行かん!

とアルベルゲを出発して1時間…

ワークマンのレインジャケットも持ってくればよかったと後悔しておりました…

 

出発前にとあるまとめサイトで「ワークマンは安くて高性能で女子にも人気!」という記事を読んで、ワークマンにレインスーツと靴下を買いに行ったんです

しかし…

「レインスーツ買ったけど、パンツだけでいいや♪可愛いコロンビアの水玉ちゃんあるしぃ♪可愛くて優秀なこの子は撥水加工してあるしぃ♪」( ´▽`)

とライムグリーンのレインジャケットをぞんざいに扱ったバカがいるんです…

撥水加工は防水加工じゃないの…閾値を越えたら水を通すんです…←これ大事

おかげで水玉ちゃんの中には水溜りが出来ました…

 

まぁね、このバカがしでかすのは今に始まったことじゃないんで、大して驚きもしませんよ

自分からしとしとぴっちゃん しとぴっちゃんと雨と汗の化合物を発生させながらサリアに着きました

狙っていたアルベルゲは街に入ってすぐのところにある綺麗でちょっと都会的なところです

ぶるぶる震える濡れネズミのわたしをオスピタレロは煙たがることもなく、いろいろ脱いだり拭いたりするのを辛抱強く待ってくれました

熱いシャワーを浴びてとりあえず人心地ついてからスーパーへ

途中スペインに来てから気に入ったファストファッションのお店を見つけたので、寄ってセールになってる裏起毛のパーカーを購入

スーパーでネギとソーセージと牛乳を買いました

ほんだしとネギと昨日のゆで卵でネギのスープを作りました

本当は生姜があればもっとよかったんですが、スペインに来てからいくらさがしても生姜を見つけられないんですよ…

ソーセージをレンジでチンして油抜きしてパンと食べて、食後にホットカフェオレを飲みました

ようやく手足に血が通った感じ

 

久しぶりにママンとゆっくり(メッセージの送受信で)お話して午後は久しぶりにシエスタしました

 

あと残り100キロです

カミーノを成し遂げた証明としてもらえる、巡礼証明書(コンポステーラ)は歩きの場合、100キロ以上歩くことが条件となっているので、サリアから歩き始める人もたくさんいます

サリアからなら5日もあればサンチャゴに着けるので、有給と土日をぶつけてサクッと歩く日本人もいるそうです

わたしもあと5日

濃厚で濃厚であっという間の旅で、正直残り僅かというのが信じられないというのが本音です

 

「まだ時間が欲しい」と甘えたい反面、正直「もう身体がしんどい」と悲鳴をあげそうになる真ん中にいる感じです

帰ってからとりあえずやりたいことはいくつかあります

それを仕事やライフワークに昇華にしていく術はまだ判然としてなくて、そこは焦ってます

 

「お家に着くまでが遠足です」

とは日本人誰もが知ってることです

まだ少し時間がある…ほんの少し…

 

毎日毎日飯テロメッセージ(わたしが食べたがる日本食の名前を敢えて列挙するメッセージ)を送ってはわたしの精神を鍛えてくれる母や、7時間の時差にも関わらずほぼ毎日のように励ましてくれる友人に背中を押してもらい、奮い立たせてもらい、わたしは魂の道と呼ばれるこの残りの時間を過ごします

わたしの魂に寄り添い、魂の声を聞き、成長できるように

 

ヤコブの待つ教会に向かって

待ってて

もうすぐ行くから

 

 

34日目 帰ったらグルコサミン飲まなきゃ

峠は登ったら下らなきゃならんのです

つまり…わたしの膝軟膏はまたもやガリゴリ削られたわけです

カミーノめ!(◎`ε´◎ )

老後に歩けなくなったらどうしてくれんだ!

1日30分のウォーキングが寿命を5年伸ばすと言われているそうですが、毎日5〜7時間歩くわたし達の寿命はどうなるでしょうね…老後が長いってむしろ罪じゃない?( ˘•ω•˘ )

グルコサミン飲まなきゃ…

 

昨日のアルベルゲはわたしにはキッチンだけではなく、シャワーもびっくり仕様で、個室風に仕切られてはいるもののドアやカーテンがないので丸見えで、銭湯風でした

さすがに男女は分かれてましたが、男女の表記がわたしにはわからない言語で書いていたので、またもや男性用にズンズン入っていて裸でビビるおじさん達に教えてもらいました(今回のカミーノで2度)

 

そんなこんなのアルベルゲを星を見ながら出発

やっぱり山の上だけあって、星がすっごく綺麗!

ちゃんと道のど真ん中に立ち止まって見ましたよ!(歩きながら見てると滑落の危険大で、以前川に落ちかけました)

 

途中牛さんの行進に出くわしまして、始めはうわぁ♪と喜んでいたのですが、ズンズン寄ってくる牛さんにビビっていると、飼い主さん?に笑われました( ˘•ω•˘ )

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まるでお話の中に出てくるような木のトンネルをくぐりながら今日の目的地に向かいます

ほぼ日陰になってたので、そんなに暑くはなかったです

 

お昼頃にトリアカスティラに着きました

今日のアルベルゲは小さな可愛いおばあちゃんが営む素敵なところです

アルベルゲの名前にわたしの名前が入ってて、テキトーにそこにしました(笑)

卵が食べたくて、アルベルゲの隣のスーパーで6こ入りの卵を買って夜ごはんに3つ使ってふわふわスクランブルエッグ、残りはゆで卵にしました

 

今日は知ってる人は誰もいないアルベルゲでした

ちょっと疲れ気味のわたしは新たな出会いに挑む気力がなかなか出なかったので、ベッドで本を読んでゆっくりしました

こういう時お庭のないアルベルゲはベッドしかないのでちょっと不便ですね

 

明日は運命の街に向かいます

花啓く僕の中の新しい細胞に そっと触れたこの美しき蒼

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今まで1万回以上見てきた日の入りを今日はひとりスペインはセブレイロ峠の上から眺めてた
明日の希望を讃え沈みゆく太陽
それを嘆き染まる雲と
夜の到来を祝う空の饗宴は

この国の内包するたくさんの絵の具で艶やかに彩られていた

地球は美しい
わたしの涙では足りないくらい美しい
この景色を切り取って、留めて、今すぐあなたに捧げたい
でもそれがこの美しさを伝えることにはならないことは明白で、とても即物的で浅はかなのは充分に理解している

 

本当はあなたにここにいて欲しい

隣にいて欲しかった